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工場アスベスト被害、福岡地裁で和解

2019年6月24日、勤務していた工場などでアスベストに暴露して、肺がん、中皮腫などの石綿関連疾患を発症した方々の裁判が福岡地裁で行われました。

 

原告さんは麻生産業、麻生ボード工業、新生不燃ボード、関西スレート、九州ニチアスの元従業員のご遺族と、日本防火ライトの元従業員の方です。

 

工場アスベスト被害救済弁護団では、これまで佐賀地裁、福岡地裁、福岡地裁小倉支部で、アスベスト被害についての裁判を行ってきました。

佐賀地裁では日本エタニットパイプ株式会社やその下請工場の元従業員やご遺族で原告数は100名を超えています。

福岡地裁小倉支部での原告数は20名以上、福岡地裁本庁でも20名以上となっています。

 

この裁判は、国を相手にする国家賠償請求の裁判です。

並行して、企業への請求を行っているケースもあり、和解が終了しているケースもあります。

 

アスベスト被害の類型については、アスベストを取り扱う工場内で作業中に暴露されたというケースや建設作業中に建材によって暴露したというケース、その他発電所などの現場の屋外作業中に暴露したケースなど様々なケースがあります。

このうちアスベスト製品工場内での暴露については、最高裁で国の責任が認められています。建設作業中の暴露については、国と企業の責任に基づく損害賠償を求めて、いま全国で裁判が続いているところで、九州訴訟では11月に高等裁判所の判決が出る予定になっています。ぜひご支援ください。

(当事務所にご相談いただければ、これらのアスベスト訴訟におつなぎできます。お心当たりの方はご連絡ください)