会社を辞めてほしいと言われている。私は辞めたくないけど・・・どうすればいい?

労働者には、退職勧奨に応じる義務はありません。

 

まず、きちんと「辞めません。」と言いましょう。

 

それでもしつこく退職勧奨されたら?

 弁護士を介して「退職勧奨を辞めなさい」という通知を送ることができます。


それでも退職勧奨が止まない場合は?

 裁判所に「退職勧奨差し止めの仮処分」を申し立てる方法があります。

 仮処分を申し立てると、会社側も裁判所に呼び出され事情を聞かれますので

 退職勧奨を止めるには有効な手段となります。


退職勧奨が「退職強要」として違法になることがある?

退職勧奨の手段・方法が社会通念上の相当性を欠く場合は、違法な「退職強要」になり、損害賠償請求の対象になります。

 

■ 退職強要の裁判例

退職を拒んでいた従業員に対し、多数回にわたり退職勧奨を行った事例です。

退職の合意が成立していないことを認識しながら、従業員を仕事から外し、出勤しても何もすることがない状況に置き、再就職活動に必要な期間を経過したとして会社に立ち入ることを拒否していました。(JWTジャパン事件)

裁判所は、退職の合意はなかったと認定したうえで、退職強要に対し、慰謝料60万円の支払いを命じました。